吹上焼酎訪問記

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吹上焼酎訪問記

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ホームページ作成にあたり取材訪問した蔵元での一日。
温かなふれあい、納得する技術に出会った収穫たっぷりの訪問記をどうぞ。

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午前7時50分

秋の空がさわやかな大阪伊丹空港を発って、午前9時15分、厚い雲間を抜けて鹿児島空港に到着。
あいにくのお天気でしたが、今日は初めて焼酎の蔵元見学に行けるとあって心は快晴。

今回の見学を案内をして下さる吹上焼酎Mさんの車に乗って、九州自動車道へ入る(なんと福岡から鹿児島指宿まで、九州を貫く自動車道とか)。
鹿児島市街の脇を通り抜け、山間の道へ入ると緑が深くなり初秋の霧がそこここに立ち込めて本当に山水画の世界。狸の交通事故が多いとMさんが言うのもうなずける。

鹿児島は都会のような私鉄、地下鉄電車がなくて、老若男女が車を利用する為“結構危ないんでごわす”とか。
(冗談で訛り口調。でも確かにここは鹿児島だ!と嬉しくなる)


午前10時半過ぎ

山道を降り、平地の静かな町並み知覧(ちらん)へ。ここは戦時中、片道だけの燃料を積んで敵艦に体当たりするため、決死の覚悟で特攻隊が飛び立っていった航空基地で有名。
今は「知覧特攻平和会館」が基地跡に建っていて、駐車場に観光バスが並んでいた。
今回こちらはパスしたが、道路に沿って両脇に石灯籠が幾つも幾つも並んでいて車中から合掌…

平和会館に少し後ろ髪ひかれながら、吹上焼酎が契約している知覧、頴娃(えい)の芋畑へ向った。途中田んぼの刈入れも終わり南の国は早い秋。刈入れが終って昔なつかしい藁干しの風景も。

そしてやっと見えてきた芋畑…じゃなく、意外や意外!
芋畑かと思えばなんと一面のお茶畑、お茶畑…
Mさん曰く、実は知覧は日本一のお茶の生産地で、近年の健康緑茶ブームでお茶農家は大繁盛とか。
知らなかったなあ…。


午前11時15分ごろ

知覧、栗黄金畑着:吹上焼酎の契約栽培の畑に到着。ここは“七人の芋侍”の中の一軒で、お父さんお母さんの二人で作業中。
ここで栽培しているのが、育成が難しいと言われている“栗黄金芋”。
天候がよければ芋畑の向こうに開聞岳が見えるとか。

畑ではちょうどマルチビニールと呼ばれる何十mもある長ーいシートを収穫の為に反物を巻くように除去しているところだった。
収穫までの間、土にビニールをかぶせることで、土の温度を保ち、余分な水分の蒸発を防ぎ芋の生育を助ける効果があるとか。畑の土はとても黒く、しっとりした感じ。 いかにも芋が旨みを吸って育ちそうな良質の土。
この黒土は火山灰が混じり、水はけがよく、本来水分をさほど必要としない芋の生育にはぴったりなんだそう。


午前11時30分

嘘のように空が晴れて陽が差し込んできた。

少し離れたもう一面の芋畑では、お母さんがたった一人でトラクターのような芋堀機を運転?して土の中からコンベアで流れてくる、根っこが繋がった芋の束を手作業で一個ずつばらばらにして、選別してゆく。その手さばきの早いこと。

機械が真っ黒な土の中から芋を掘り出し、その白い芋肌が見えたときは、大地にしっかり根付いている芋の生命力を感じ、芋焼酎の旨さを今度は目で確かめた気がした。

普通の焼酎は黄金千貫芋を使っているが、この吹上焼酎の栗黄金芋は一ヶ月遅れの栽培で、3月から4月に植え込んだ芋の苗の二割が枯れてしまうほど生育が困難らしい。
栗黄金芋も、人間同様、美芋薄命?なのかも…。

黙々と作業するお母さんには仕事の原点を見るような気がした。
神経痛にならないのかな…と心配しつつ畑をあとにした。


午前11時50分

Mさん案内で、地元の民芸風の蕎麦屋さんへ。
中高年のご夫婦客やサラリーマン風の人が多く混雑していた。Mさんは山掛け蕎麦、私は好物の鴨なんばでお昼。少し焼酎でも頂きたい気分だったが辛抱。
鹿児島には120軒の焼酎蔵元があるらしくそのほとんどが年間1000石から2000石のちいさな蔵元とか。


・ 飲酒は20歳になってから。お酒はおいしく適量を。
・ 飲酒運転は法律で禁止されています。
・ 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

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