吹上焼酎訪問記

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吹上焼酎訪問記

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お腹もいっぱいになって、いよいよ吹上焼酎さんへ。
お蕎麦屋さんを出るといつの間にか霧雨が。

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13時すぎ

鹿児島県加世田市宮原。
広々とした田畑の中、白い壁に書かれた吹上焼酎の代表商品である “かいこうず” “小松帯刀” の文字が目に入りようやく到着。
車を降りると本当に、「空気がうまかあ!」
すっかり鹿児島弁もなじんできた。(注記:この加世田市は11月2日に5市が合併して南さつま市になった)

早速工場内を若いIさんの案内で見学させてもらうことに。
製造方法など専門的なことは別として、素人の素朴な視点で見せてもらったが、とても丁寧に手作りされている焼酎だということを肌で感じた。
例えば、輸入したお芋を使わずに国内産の芋だけを使っていることや、下ごしらえの段階で、清酒と同じく麹(こうじ)を作るために使うお米も、質にこだわっていることなど、見えない所からちゃんと作られていた。
今日は運良く、焼酎造りの準備段階である麹作りのための米が蒸しあがっていたので、熱々の所を一口食べさせてもらったが、そのまま食べても甘味があり、美味しいこと!!


黒麹のタンクもあり、見かけは悪くてもここから香りのよい風味ある焼酎が生まれるんだそう。
これが一次仕込みで、約一週間後に主原料の蒸した芋を粉砕して混ぜ合わせるのが二次仕込みのタンク。その色の鮮やかできれいなことと言ったら、まるでかぼちゃのポタージュスープのよう。

工場内は芋が持つ芳ばしさと発酵したほの甘ずっぱい香りでいっぱい。最後の工程である蒸留のタンクには縦に細長い小さなのぞき窓があってきれいに澄んだ透明の液が溜まっていた。焼酎のできあがりである。

濁りのない生まれたての焼酎を見ていると、いつか北アルプスの山頂付近で見つけた岩清水の清浄さを思い出した。
工場内は温度が高くTシャツ一枚で十分。夏場はサウナにいるように汗だくの作業だそうです。おつかれさま。


14時20分

最後に貯蔵庫の中に特別にいれてもらった。人が二人くらい入りそうな茶色い甕や、樫の木でできた樽が整然と並んでいて、こういう樽はウィスキーだけかと思っていたので焼酎の貯蔵にも使われていたなんてちょっと意外だった。
(そういえばウィスキーも蒸留酒ですね)


15時過ぎ

見学のあと、事務所で元々かおりが華やかで大好きだった
かいこうず” と “古薩摩甕仕込み” を試飲。
ほっと一息、いい気分になった所で、帰途の飛行機の時間を気にしながら一人でふらっと工場付近を散策してみた。

周囲は田畑のほか昔ながらの家並みもまだ残っていて、とても静か…吹上さんのすぐ側に流れる小川?用水路?には、なんと!小さなカニが何十匹と走り回っていて、たんぼのあぜ道をザクザク歩けば、バッタやトカゲが驚いて足元に飛び回る。胴体が本当に赤い、赤トンボは群れをなし、白い雲を背景に私の頭上を行ったり来たり。
こんな生命力溢れる生き物たちに出会ったのは、何年ぶりだろう…
このすばらしい自然環境の中、原材料にもこだわり、実直に造られている吹上焼酎の旨さをもっと味わってもらいたいと実感した一日でした。


吹上焼酎のみなさん、ありがとうございました!

・ 飲酒は20歳になってから。お酒はおいしく適量を。
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